2024年12月5日

不登校6年経験後受験勉強のやる気をどうやってつけていた?

不登校6年経験後受験勉強のやる気をどうやってつけていた?

 

今回は中学3年生の受験シーズンに、全く勉強をしていなかった僕が、勉強のやる気をどうやってつけていったかお話しようと思います。

 

当時、両親は分かりませんが、僕自身は正直最初は受験に対する不安や悩みは全く無くて、中学生の時は特に今後やりたいこととかも無かったので、地元でも偏差値が低めで有名だった隣町の高校に受験をすることに決めました。

 

それでテストの点数が5教科で100点だったんですけど(各20点程度)、住んでいたのが田舎だったこともあり、僕は今まで僕以外の不登校の子をみたことがなかったんです。

 

だから、他の子たちは今まで普通に学校へ通っていたからテストで点数を取れているけど僕は不登校だったから仕方ないと思っていました。

 

もちろん、今まで不登校で勉強できなかった分を取り返す気はなかったのか?と聞かれると正直勉強をする気は全くなかったんです・・・。それよりも日々の友達との遊びの方が僕にはとても大切だったので。

 

公立高校を受験する前に私立高校を受験したんですけど、そこの高校はまさかの「面接のみ」という受験方式だったので勉強ができない僕でも行ける学校があると思って、とにかく面接練習だけはしてました。でも勿論内申点はみられるので私立高校は落ちたんですけど・・・。

 

それで当時の僕は「面接が悪かったんだな」と思って、勉強をそれでもしようとせず、公立高校の入試スタイルも「時間内に配られる物語の感想を作文として提出する」と面接だけだったので、勉強せずに挑みました。

 

そして隣町ということもあって僕を入れて総勢17名が僕の中学校からその高校の自己推薦を受験しました。

 

結果は不合格でした。

 

ブログにも書いているのですが実は17名受験して落ちたのが僕一人だけだって、そのことを伝える担任の先生が嫌味のように笑いながら「君だけ落ちたよ」と言ってきたのがとても憎くて、そこで僕のやる気スイッチがオンになりました。

 

次の一般入試までは1カ月しかなかったんですけど、その先生を見返すために僕は必死に勉強して無事合格することが出来ました。

 

でも今考えると先生を見返してやるという気持ちは、言い換えてみると「本気を出さないと一生笑いものにされる」という焦りも自分の中にあったのかなと思います。結局はそれが僕が勉強することになった原動力になったんですけどね。

 

受験に関することで言えば僕に関しては結構特殊な方だと思うので参考になるか分かりませんが、思い返せば、小学生の時に「掛け算」だけは出来るようになっていたんです。

 

でも特に自分の中で「勉強してる」という感情は全くありませんでした。

 

というのも、当時”チャレンジ一年生”という通信教育がCMで流行っていて、入会特典でゲームの形をした「何か」がもらえるというので、僕はてっきりゲームだと思って、それを
手に入れる為だけにお父さんに「これやってみたい!」と伝えたら快くOKしてくれて、僕はそのゲーム機のようなものを手に入れました。

 

そして実際モノが届くと中には何個ものドリルと一緒にゲーム機が入っていました。

 

早速ゲームをやってみたら、計算のゲームだって僕は大分落ち込みましたが、でも何か楽しそうだなと思ってたまにやってみたりしてました(ドリルは全くやらずにゲームだけ手に入れたら通信教育はやめてしまいましたが)

 

そのゲーム機は足し算、引き算、掛け算をタイムアタック形式で問題を解く内容だって、ゲームの付録として掛け算の1の位から9の位までの一覧表と掛け算の歌のCDが入っていた
ので一覧表をトイレに貼って毎日なんとなく眺めていて、徐々に掛け算を覚えてきて、たまに家で掛け算の歌のCDを聞いたりしてリズムに乗って歌いながら掛け算を覚えていました。

 

その時期はハッキリとは覚えていませんが小学二年生くらいの頃だったので、学校でも同級生たちが掛け算を覚えている真っ最中だったので、そのゲーム機のおかげで掛け算に関して
は皆と遅れを取ることはありませんでした。(もしかしたら僕の方が皆より覚えるのが早かったかも知れません)

 

でもお父さんお母さんから「勉強しなよ」と言われていたらおそらくしてなかったと思うんですけど、せっかくお金を払って貰ったから申し訳ない気持ちもあって、しぶしぶですけど自分から勉強出来てたんだと思います。

 

それに昔の僕と同じように勉強したくないって子供達は結構多いと思うんです。

 

だから「勉強しなさい」と言うよりも、何か子供が興味のあるものを上手く見つけてあげて、流れで勉強してもらうスタイルが良いのかなと思います。

 

例えば、僕で言うとゲーム機がタイムアタック形式だったので、家族全員でやってて、僕は負けず嫌いだったから、一番になる為に必死に掛け算を覚えました。

 

今思えば、お父さんとお母さんは全く覚える必要ないけど僕の負けず嫌いな性格を見抜いて一緒にゲーム感覚で楽しんでやってくれていたんだと思います。

 

だから、勉強しなさいよりも、「一緒に何かをやる」のが良いのかも知れません。

 

今の子達だとゲームやスマホが好きな子が結構多いので、少し前に流行った「脳トレ」とか今だったらスマホのアプリでも楽しみながら勉強ができるものも沢山あると思うので、そういったものでも全然勉強になると思いますから、まずはいきなりペンを持つ勉強では無くて、そういった他の何かを間にかましてあげて、家族で競ってみたりして「勉強は楽しくないものじゃないよ」というのを 言葉だけ直接ではなく、間接的に教えてあげると、そこからペンを持っての勉強もしてみようかなと思うかもしれないので、経験上やってみる価値はあるのかなと僕は思います!!(直接の勉強しなさい!は逆にやる気を失うので。。。)

 

受験という一つの期限があれば、やる気スイッチがオンになる子も居たり、ゲームに飽きて勉強に移行していく子も居たり、授業ぽくない授業を体験して、そこから勉強のやる気が出てきたり、一人一人様々ですが、今回の話が少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。

 

 











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